僕は渇望する

ハロー、ゼミの課題に取りかかっていた。
テレビでは音楽ランキングの番組が流れていた。
僕の個人的な意見だが最近のテレビ放送されるような音楽はつまらない。
いつからこんなにも大衆の民意ばかりを伝えようとするだけの音楽になったんだろうか。
どの女性も似たような格好をし、腰を振って歌う。
これにどんなメッセージがあるのか。
僕は世界観がはっきりとしている音楽が好きだ。
世界観にはその歌を作った人間の意志があり、伝わってくるものがある。
今はそこがばらばらであり、似たような人間が歌うことで更にわかりにくい。
それがビジネスとするならばそれは正解であり、芸術というならばその価値さえもないように思う。
ただそれがテレビで放送されるというのは大衆がそれを望むからであり、どこどう見たらそんな価値観があるのか不思議である。
2人は一緒。だから永遠。こんなメッセージばかり。
美談すぎるよ。
僕はもっとその裏に意味があり価値があると思うよ。
美しいものだけを聴く。
果たしてそれが正解なのか。
じゃあ汚いものってどんなものなのだろう。
みんなは知っていて僕が単に知らないで生きているだけなのかな。
どうあれ自分の音楽には大衆の価値観だけは入れたくない。
自分の価値観で判断し、表現することに音楽の美しさがあると信じている。
自己中心的だけど僕はこれを大切にしたい。
他人にお前の音楽は大衆の意志だと言われても価値基準は僕だから何も思わないし、それが他人の価値基準なんだねと考えてしまう。
色々と考えてしまう深夜。
正解のない自問自答。
結局僕の意見でしかないから。
では、おやすみ