空想理論

ハロー、先ほどまでバンドリハだった。順調に事は運び、音がしっくりきている。
これからチャーハンのような軽い夕食でも作ろうかな。
ここからは、僕の空想。
僕の表現したい音楽について。
真っ暗な闇と目では認識できないような激しい光この2つが混ざり合ったらどうなるか。
僕の中では深い青、淀みない澄んだ青になると思う。
僕はそんな曖昧な音楽がしたい。やりたいことは明確だけど、音楽としてはすごく曖昧な定理を重要視している。
今の楽曲はそれが表現できていると思う。
演奏していると本当に溺れそうになる。
いや、おもしろい。
リハの帰りに薫と帰るのだが、いろいろな話題で盛り上がる。感覚的に男友達にすごく近い。
それは失礼なことかもね。
新メンバーとは、最近付き合い始めた恋人たちのようにいろいろな話をする。
音楽のこともあれば、大半は関係ないことだけど。
いろいろな発見をする面白いくらいに。
付き合い始めた恋人たちもそうやって最初を楽しむんだろうね。ここまでいろいろな話題を話すことはないだろうが。
人それぞれ違うから決めにくい定理だが。
判断の基準は僕からは離れた。あとは表現することにのみ集中すれば良い。
どんな物差しで測ろうとも、それは僕のすべてだから。
では、おやすみ