降った雪、少女の笑顔

ハロー、これからリハに向かう。
今日の東京は雪。
駅の改札で雪にまみれた自分を認知することで僕の故郷を思い出される。
感じる寒さもいつもより暖かく感じる。
僕にとって、雪、冬、夜は何か重要なファクターのような気がする。
やはり雪が降らない地方の人よりも雪に関した思い出や思い入れが多いからだろうか。
逆に、雪に対しての特別な感情はない。
僕にとっての雪に纏わる思い出はその思い出の中でただ雪が偶発的に降っていただけで、そこでの重要なことは雪には含まれていない。
ただの背景としての役割しか為していないのだと。
ただ、そういった思い出を思い出す上でのファクターとしては充分なんだろう。
僕はよく匂いや天気、季節で何か思い出す。
このこと一緒なんだろうね。
そう考えるといつも見ている、感じる情景には他人にとっても様々な思い出や思い入れが含まれているだなと感慨深く思ってしまう。
話が大きくそれたけど最近は僕の奏でる曲が僕に対して何か伝えようとしている気がする。
これは当たり前のことなんだけど、今表現しているそれ以上のことを伝えたいんじゃないかと。
僕に出来ることはそれを聞いて、ただ鳴らして歌うだけ。
テストなどの目先の僕を日常に縛るものがなくなったお陰が最近はこんな様子だ。
あと、アニソンにはまる。たくがアニソンは理論的に構成されていると言っていたけど、僕が凄くいいなと思うくらいだからその理論って凄く完璧で完結したものなんだろうな。
僕は理論的な知識はさっぱりだから、そういう音楽の完成度は凄いなと感心してしまう。
今聴いているのは商業的な意図は薄いはずなんだけど、完成されてるな。
まぁ、そういった音楽を僕はよく聴かないからあまり批評はできないんだが。
電車で酔っ払った大人が醜態を晒す。
彼にはどんな意味が込められて存在するのだろうか。
僕にその意味を汲み取ることはできないが、誰かにとって何かしらの意味を為す存在であることを願う。
では、おやすみさい